2018年3月21日水曜日

お久しぶりです!! 卒団式について

1年間放置し続けましたが新しい投稿です。
別にtubaパートや京大オーケストラが消滅していたわけではありません。
ただの怠慢です。。


先日卒団式がありました。
199期200期+ラフォルジュルネ金沢で演奏した曲(下記)をやりました。

・ラフォルジュルネ
ウィーンの森の物語
ドヴォルザーク:交響曲第8番

・199期
ナブッコ序曲
眠れる森の美女組曲
ブラームス:交響曲第1番

・200期
大学祝典序曲
マーラー:交響曲第2番


どの曲も久々の演奏でしたが、散々に練習していた唇(腕、その他)が覚えていたのか何とか演奏しきることができました。何とか。
ただ、199期のナブッコ序曲で使用したチンバッソが今回は入手できずf管で代用したことが心残りといえば心残りかもしれません笑


そして、これどうやって卒団式するんだろう?とみんなが思っていたマーラーの交響曲第2番も合唱、ソリストの方をお迎えして熱い演奏となりました!


ナブッコ序曲

圧巻のマーラー!


またそのうち更新しまーす。
今回の担当S




2017年4月19日水曜日

パート員募集中

みなさんいかがお過ごしでしょうか?
201回定期演奏会よりtubaトップになりましたSです。

さて、僕が更新を怠っていたせいですっかり佳境(というかもう終わり、、)になってしまいましたが、京大オーケストラでは現在新入団員をどしどし募集中です!
今週の金曜日には最後の説明会があり、その次の土曜日にはいよいよ入団式です。

そして我らがtubaパートももちろんパート員を切望しているのですが、今の所あんまり(というか一人も、、、笑)新入生が訪れていないので寂しい思いをしています。

オーケストラのtubaは(ほとんどの場合は)吹奏楽や金管バンドに比べて譜面の量自体が少ないので「なんかつまんなそう」とか思うかもしれませんが、オーケストラの中での存在感は絶大です。tubaの音が前面に出るときはもちろん、音楽の背景になるところでもtubaがあるのとないのとでは大違いです。(と言えるような演奏を目指してます。)

言ってみれば、寿司で言うところの「わさび」ですね。

「あれー、なんか物足りないなぁ?

あっ! さび抜きだったのか!!」

的な。


まぁ僕が一人でtubaの魅力を語ってもしょうがないので、誰かが来てくれることを願ってます。

P.S.
(to 京大生の方)
今週の金曜日の昼休みに総人広場あたりでなんかします。
暇だったら見に来てください。

今回の担当者S

2017年3月30日木曜日

卒団式など

こんにちは。久々の更新になりましたが京大オケTubaパートは健在です。消滅したりしていません。

3月26日に卒団式が開催され、集会所地下2階ホールで197・198期の曲目を演奏し、卒団証書の授与が行われました。演奏の部では197期客演指揮者の篠﨑靖男先生もお越しになり、大変盛り上がりました。


演奏の部
卒団式 演奏の部

さて、今年も新歓の季節がやってきました。Tubaパート員も募集中です。京大オケの団員募集については団員募集ページをご覧ください。

今回の擔當者 H(卒團)

2017年2月19日日曜日

京大オケを引退して

こんにちは。先月の本番から早くも1か月が經ちました。

私は6年間京大オケに所屬し、先月の第200回定期演奏會で引退しました。この6年間を少し振り返つてみようと思ひます。

私は高校1年生の時にTubaと出會ひ、大學進學後も續けたいと思ひ京大オケに入團しました。
定期演奏會には11期25公演出演し、下記の曲を吹いてまゐりました。

ヨセフ・シュトラウス/ワルツ「天體の音樂」
シベリウス/カレリア序曲
チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
シベリウス/交響詩「フィンランディア」
ニールセン/交響曲第2番 ロ短調「四つの氣質」
レスピーギ/交響詩「ローマの噴水」
シベリウス/交響曲第2番 ニ長調
リヒャルト・シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」
ブラームス/交響曲第2番 ニ長調
プロコフィエフ/交響曲第5番 變ロ長調
ラフマニノフ/交響曲第2番 ホ短調
チャイコフスキー/バレエ音樂「眠れる森の美女」組曲
マーラー/交響曲第2番 ハ短調

13曲。作曲家の出身地別にみると、大雜把なくゝり方ですが、獨墺が4曲、北歐が4曲、ロシアが4曲、イタリアが1曲となります。京大オケの選曲の傾向がなんとなく表れてゐる氣がします。フランスやイギリスの曲はほとんど取り上げないのですよね。
「交響曲第2番」が5曲もあるのが目につきます。「交響曲第2番」はなぜか知名度の低い曲が多く(すぐれた曲が少ないといふ意味ではありませんよ)、Tubaのない曲は別にすると、有名なものはだいたい演奏したと言へるでせう。あとはボロディンくらゐでせうか。
パート譜が1頁しかしかない曲から10頁を超える曲までありましたが、Tubaの活躍する曲を多く演奏できたのは運がよかつたと思ひます。

演奏旅行でも日本をほゞ一周しました。車部隊の一員として、各地を演奏しながら巡るのは本當に樂しかつたです。ジョイントコンサートでは岡山大學交響樂團・神戸大學交響樂團・東北大學交響樂團・北海道大學交響樂團・金澤大學フィルハーモニー管弦樂團の皆樣と共演し、岡山大學交響樂團の方々とは2013年の大阪公演でもご一緒しました。加へて、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ京都公演の合同演奏には2回出演しました。共演せさていたゞいた皆さん、ありがたうございました。

近衛金管アンサンブル演奏會などのアンサンブル活動もたくさんやりました。金管五重奏など何曲演奏したことか……。

長々と居座つてしまひしたが、修士號は無事いたゞけさう(たぶん)ですし、4月からは社會人になります。Tubaは續けていきたいと思ひますが、その時間があるのかどうか……。

師匠のS先生、先輩方、同回生、後輩たちをはじめ、お世話になった方々に感謝申し上げて結びといたします。ありがたうございました。


Tubas
Tubas

今回の擔當者 H

2017年2月13日月曜日

100周年記念祝賀パーティー

こんにちは。

2月11日にウエスティン都ホテル京都にて「京都大学交響楽団100周年記念祝賀パーティー」が開催されました。

最初に「祝祭オーケストラ」として、寺本義明氏の指揮で「ニュルンベルクのマイスタージンガー 第1幕への前奏曲」を演奏し、その後、来賓の方々の挨拶や100周年事業についての報告などがありました。100年の重みというのをいまさらながら感じました。

パーティー終盤には初見大会もあり、大変盛り上がりました。
最後には再び寺本義明氏の指揮で「白鳥の湖」より「ワルツ」を演奏したのですが、あれはアルコールが入った状態で演奏できる曲ではないですね(笑)。本番前に飲酒して演奏する人も稀にいますが、それは私には向かないようです。

Tubaパートは現役・OB・OG含め7人が集まりました。普段であればTuba吹きがこれだけ集まる機会もまずありません。こういう機会がまたあればよいなと思います。

パーティー
パーティー
今回の担当者 H

2017年1月24日火曜日

第200回定期演奏会終了

こんにちは。

京都大学交響楽団第200回定期演奏会は、1月17日に大阪公演、1月19日に京都公演、1月22日に東京公演を行い、無事に終了しました。各公演ともほんとうに多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。今期は公演によって演奏もちがったものになっていたと思います。お楽しみいただけたでしょうか。

今回の演奏会は、客演の先生方、合唱団に参加してくださった方々をはじめ、団内外の多くの方々のご尽力のおかげで開催することができました。ありがとうございました。このような公演に演奏者としてかかわれたことをうれしく思います。

さて、私事ですが、今回の演奏会をもって私は京大オケを引退しました。この6年間の感想などはまた日を改めて書くつもりです。これからは次の世代がよい演奏会を作っていってくれると思います。今後とも京大オケTubaパートをよろしくお願いします。


大阪公演ゲネ
大阪公演ゲネ


京都公演ゲネ
京都公演ゲネ


東京公演ゲネ前
東京公演ゲネ前
来箱積み込み
雪の直前来箱積み込み(1月15日)
今回の担当者 H

2017年1月17日火曜日

大学祝典序曲

ブラームス。
この名前を聞いて思い浮かべることは何でしょうか?
自分の率直な感想は
堅い、ザ・クラシックという曲を書いている感じで、あまり好きではない作曲家の一人でした。
そんな自分の元へやってきた譜面がブラームス作曲の「大学祝典序曲」でした。
仕方なく曲を研究してみると、現在にまで名を轟かせるブラームスの実力が垣間見えてきました。

洗練された和音進行、的確かつダイナミックなオーケストレーション。

精緻に組み上げられた建造物のような曲の姿がだんだんとわかり、いつの間にかすっかりこの曲に夢中になっていました。

この曲自体は、ブレスラウ大学のために献上された曲で、当時の学生歌をモチーフに作られた演奏会用序曲です。

ところで、
クラシックはつまらない。
という人がいます。
(実際、曲によっては自分もかなりそちら側の人間です)

じゃあ、なぜつまらなく感じるのでしょうか?
それは音楽の「意味」が聞いている方に伝わらないからなのだと思います。
芸術なんて、それを受け取る側が芸術だと思って始めて芸術になるのでしょう。
そう考えてみると、我々のしている「音楽」は様々な中継地点を経て、お客様の耳に入ってきます。
作曲家に始まり、指揮者、演奏家、を経て聞き手の元へ届きます。
その過程で、作曲者が込めた「思い」が薄まってしまうときっと「つまらない」音楽になってしまうのでしょう。

でもむしろ、その過程で、作曲者の思いを濃縮していったら、きっとそこには大きな感動が生まれるはずです。

聞きに来てくださったお客様に最大限の感動を届けられるような本番にしたいと思います。

今回の担当 S